2016年10月30日日曜日

外科研修

こんにちは。1年目研修医の高橋です。

投稿が遅くなってしまいましたが、7~9月は外科の研修でした。

外科研修には麻酔科も入っています。

手術の時は、麻酔薬の準備から始まり、麻酔をかけて挿管した後は手洗いし、手術の助手に入り、終わったら麻酔を覚ますところまで行います。

挿管できるようになることが、外科研修ひとつのテーマにもなっています。
もちろん上の先生がしっかり見ていてくれて、できないときはすぐに代わってもらいます。
毎回フィードバックを繰り返しながら、だんだんと慣れていきました。

この前は病棟での急変時に挿管することができました。


手術にもたくさん入らせていただいて、腹腔鏡のカメラ持ちも経験できました。
5時間の手術のカメラ持ちをさせてもらったときは、終わった後へとへとでした。

まだまだ難しく、カメラ持ちって本当に重要な役割なんだな~と実感しました。

最後に手術に入ったときに、写真を撮ってもらいました。






飛んできた血液などが目に入らないように、ガード付きのマスクをしています。

これが結構・・・顔の油とかメイクとかがくっついて、手術中にだんだん汚れてきます。
でもここは清潔じゃないから触れない・・・
そのため、外科研修中はいつもノーマスカラでした。

手術以外の時間は、患者さんの回診をしたり、救急外来に来た患者さんを診たり、検査をしたり、先生からレクチャーをしていただいたり、縫合の練習をしたり。

林先生のレクチャーは、とっても分かりやすいです。




急性腹症の診察や画像診断についてレクチャーしていただきました。
当直でも、腹痛はもう怖くない!かな。


外科研修で学んだことは、
もちろん今まで考えていなかった外科医という道もいいなぁと思いましたし、
麻酔で使う薬剤や、挿管、縫合、術前術後の管理、だけではなく、

研修医として、医師として
今自分には何ができるのか?どう動くべきなのか?

を常に考えるのが大事なのだと感じました。


次は整形外科です。
この調子で、またブロクを書いていくぞー!

2016年10月26日水曜日

腹部エコー 事始め

立川相互病院から2ヶ月間の消化器内科研修にきている杉田医師。
はじめての外部病院ということで緊張の2ヶ月がスタート。
今日はエコー研修。



指導するのは検査技師の新津さん。多くの研修医を指導してきた大ベテラン。
丁寧に優しく教えてくれます。





最初に、機械の使い方








手本を見せます。




実際にやってみます。




「息を吸ってー」「はいてください」







研修医「息を吸って」









「・・・・・・・」





研修医「あ、すみません、はいてください」


自分「ふーーーーーー」(汗)

研修医あるあるです。


週1単位、みっちりやります。

がんばれ杉田医師!


ちなみに甲府共立病院の初期研修医は1年目の7月から約10ヶ月間の腹部エコー研修を行い、2年目にテストを行ないます。それをパスすればアドバンスコースに入り次のステップ、心臓エコー研修(約6ヶ月)を行ないます。


関連記事 がんばれ研修医!!:腹の中、みてみる

2016年10月19日水曜日

齊藤先生inミクロの世界

こんにちは。
研修担当の有泉です。
甲府盆地は朝晩の気温差が10度以上あってなんだか身体が疲れてしまいます。
風邪をひかないように頑張りましょう。

さて先日上級医の齊藤先生の得意技であるグラム染色レクチャーがありました。


事務からみると未知の世界です。
こんな細かい世界まで踏み込む医師の業務ってやっぱりすごいと改めて実感。


検査技師さんも来てくれてレクチャーを行いました。


顕微鏡を使い、研修医が集めた検体を中心に見ていきます。
中学生の時、タマネギを染色して細胞を見た記憶がよみがえってきました。

こんな感じで定期的にいろいろなレクチャーを実施しています。

2016年10月14日金曜日

峡西病院のお昼ごはん

こんにちは。研修医2年目のなごみです。

わたしは今、南アルプス市にある峡西病院の精神科で研修をしています。
車の渋滞などなく、のどかでいいところです。

初診の患者さんに詳細な問診をしたり外来見学をしたり、持ち患者さんとおしゃべりしたりと日々を過ごしております。看護師さんたちが優しくて素敵です。

そんなこんなで早くも半月経過した訳ですが、わたしが峡西病院に来て感動したことはなんと言っても「お昼ごはん(病院食)が美味しいこと」です。
甲府共立病院の当直の際の病院食もわたしは結構楽しみにしていて、尚かつ大切な栄養源となっているわけですが、こちらの病院食は、なんだか小洒落ていて味付けも「お?旨みがあるぞ」というような感じがします。


精神科なだけに、味覚・色彩刺激>塩分制限のような比率なのでしょうか。(※わたしの勝手な想像です、ご注意ください!)

あと2週間、毎日のお昼を楽しみにしつつ精神疾患についてしっかりと学んできます!

関連記事 がんばれ研修医!!:精神科研修

新生児研修 ~新生児蘇生法の心得~  

前回の酒井医師の新生児研修のアクセス数がすごいことになっていますね。

ありがとうございます。今回も引き続き松本協立病院から1ヶ月の新生児研修にきている
酒井医師の研修の様子を紹介します。

今回は、小児科救命救急の練習です。





さあやってみようか。

指導医の鶴田真医師からレクチャーをうけます。




まずはアンビュー。




心臓マッサージ。やり方は2通りあるようです。
新生児なので大人と違いますね。


そして気管挿管。



最後に一連の流れを通して実践。

松本協立病院から1ヶ月と短い期間ですが、充実したものになっているようです。

ここで酒井医師からのお知らせ。
12月4日 「貧困と子どもの健康」シンポジウム が開催され、演題発表をします。
興味のある方は参加してみてください。
詳しくはこちら。
東大でやるんですねー。シンポジストもとても魅力的です。







2016年10月11日火曜日

東京の夕日はきれいだった

10月7・8日は臨床研修交流集会(全日本民医連・医療福祉生協連共催)に1年目研修医とプログラム責任者小西医師、研修担当事務2名で参加してきました。

「臨床研修をもっと充実したものにしよう」と年1回あつまって研修の取り組みを交流します。
まずは、記念写真。



お台場で行なわれる企画ではお決まりですね(笑)

会場にいくとすごい人!


ポスターセッションでは甲府共立病院1年目が

「初期研修における当直研修のステップアップ方式」を紹介するプレゼンテーションを行ないました。




注目されてますねー。分担しながらの発表です。


全科当直と、一歩ずつステップアップしていくのが研修医には評価が高いようです。



今回は研修担当事務有泉さんも発表しました。

「研修担当事務を1名から2名体制にしたことによる医師からの評価」というテーマでした。

すごい人!有泉さんも全国デビュー!!堂々と報告していました。

ちなみに医師からの評価は2名体制になってとても高いものとなっています。




お台場の夕日はとてもきれいでした。


関連記事 がんばれ研修医!!:第13回臨床研修交流会in大阪

2016年10月7日金曜日

新生児研修がんばってます!〜松本協立病院酒井先生〜

小児科の鶴田です。

10月から長野県の松本協立病院の後期研修医である酒井先生が研修を開始しました。主に健常新生児を学ぶということで、新生児室で研修しています。

先日は新生児の診察を一緒に練習しました。


こちらは調乳後授乳しているところです。


時に呼吸障害のベビーも診察したり。

他にも沐浴やマススクリーニング採血をしたりと、盛り沢山の内容になっており、本人も楽しそうに研修しています。
1ヶ月という短い期間ですが、一緒にがんばりましょう!!