社会的に退院するにあたり苦慮する患者さんや、病院生活を送ることが困難な患者さんなど、医師だけではなく他職種で悩み、答えを導き出すための一つのツールとして、臨床倫理4分割法を用いたカンファレンスを不定期に開催しています。
今回も退院調整が難しい方で、患者さん本人の尊厳を守るためにどうしていくか、など、大勢の参加の下に話し合いました。
これを行うことでクリアにすべての問題が解決する、とまですばらしいものではありませんが、自分が今まで考えていなかった考え方や、聞き出すことのできなかった患者の情報を共有することで、後の診療をよくするいい機会だったと思います。
一年目の研修医達も、一緒に取り組んで考えてもらいました。今年度は初めてだったのですがどうだったでしょうか?
こういった修練を積んで、患者さんをもっと深く掘り下げてみれる医者になってくれるといいなあと思います。
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