2017年11月16日木曜日

OPE室合宿に参加してきました!

どうも!1年目研修医のひろしです!
3か月の外科研修が昨日で終わりました。
外科は患者さんの入れ替わりが激しく、本当に様々な疾患の方を担当させていただきました。

最後に外科病棟の師長さんに研修医手帳を書いていただいたところ、
こんなにかわいくラッピングされて帰ってきました~♪ しかもお菓子付き❤


うれしいです>▽< 愛ですね~ 外科病棟を離れるのがさびしいです・・・
ちなみに、後ろはお疲れで休憩中のY先生です。

3か月、始まる前は長いと思っていましたが、過ぎてしまうとあっというまですね。。。
こうやって研修生活が過ぎてしまうのでしょう・・・がんばって勉強しなくては・・・汗



さて、10月21日に行われた手術室の合宿に参加させていただきました!
手術室の看護師さんたちが毎年企画しているそうです Σ(@◆@)

第一部は学習会で、テーマは
「手術室における安全で安楽な砕石位をみんなで考えよう!!」
でした。

砕石位とは、陰部の手術を行うときに患者さんにとっていただく体位のことです。
石を砕くポーズになることからこう呼ばれている、と大学時代に聞きました。

患者さんが体位をとるとき、すでに患者さんには麻酔がかかっています。
なので、痛みやしびれがあっても、周囲は知ることができません。
無理な姿勢は術後の痛みの原因になりますし、
しわや圧迫は褥瘡(とこずれ)の原因になってしまいます。

自ら体験を通して学び、患者さんの安全・安楽につなげよう!
というのが、今回の学習会の目的です☆☆



 まずは学習会担当の看護師さんによる発表です。
事前に学習したことをまとめてプレゼンして下さいました。
手術の空き時間に実際体験をして、写真を撮り・・・を繰り返し、この日に向けて準備!
とてもわかりやすくまとめて下さっており、看護師さんたちの本気を感じました・・・@0@


次に実際体験してみよう!ということで、順番に患者さん役になって体験しました。
2チームに分かれてそれぞれ行い、後でお互いのチームをチェック。



みんなで講評です!
患者さんの安全はもちろん大事ですが、手術に適した体位でなければ意味がありません。
両立させるにはどうしたらよいか、真剣に議論しています。。。


このように、頭側を下げることもあるので、しっかりと固定されていないととても危険です。
しかし、やみくもな固定は神経に負担をかけることにもつながってしまいます。
どこに気を付ければよいのか? 活発な議論は続きます・・・

患者役の人は、体位が取れるまでは黙っていますが、その後は議論に参加し、
どこに問題があると思ったか、どこがよかったかなどフィードバックを行います☆


最後に、チームごとに気付いたこと、感じたことなど出し合い、みんなで共有しました。

「実際に体験することで、安楽な姿勢がわかった。」
「みんなで共有することが大切だと思った。」
「手術台は思ったより寝心地がよかった。」

などの意見が出ました^^

最後に、整形外科の早川先生から総評をいただきました。

整形外科では砕石位の手術はありませんが、
股関節の手術などを過去に経験されている患者さんにはどのように対応すべきか、
損傷に気を付けなければならない神経は?など、
整形外科的な視点からのご意見番として参加してくださいました!


「オペ室ナースのみなさんが、普段からよく研究されていることが分かった。
今回の学習会を期に、よりよくなるでしょう。^^」とおっしゃっています。


今回は砕石位についての学習がメインでしたが、最後に側臥位についても少し学びました。
体の下に敷くスポンジの形を色々と工夫することで、より安楽な体位を目指せることが
体験できました!



そして、第二部は交流会ー!!!>▽< いっばい学んだ後の飲み会は楽しいですね☆
楽しみ過ぎて、交流会の写真はありません(笑)


今回は外科研修中ということもあり参加させていただいたのですが、とても勉強になりました。

また楽しい企画の報告があったらUPしたいと思いますー


ひろしでした(・ ω ・)ノシ

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