2016年6月25日土曜日

皮膚科(外部)研修中!

こんにちは!2年目のなごみです。
わたしは今、山梨県立中央病院(略して県中)の皮膚科で1ヶ月間研修しています。

甲府共立病院には皮膚科がないので、この研修で目からウロコのことがたくさんあってとても勉強になっています!苦手な湿疹やちょっとした腫瘤を見分けられるようになってきたような…。ほぼ毎日、切ったり縫ったりして技術も上がってきました。これからの診療に活かしていきたいと思います。

話はそれますが、皮膚科の先生方と看護師さんがとても優しくて面白いので、毎日が楽しいです!大学の同期も一緒に研修しているのでそれも嬉しいです。
この日は、上の写真の真ん中に写る4年目の木下先生のお誕生日。とても多忙な外来ですが合間をぬって、みんなでサプライズのお祝いをしました!
喜んでくれてよかったです!みんなでお金を出し合ったケーキも美味しかったです。

病棟回診などもしっかりしていますよ(笑)
皮膚科は6月末までなので少し寂しいですが、しっかり学んできたいと思います。

2016年6月20日月曜日

中村哲医師講演会の報告

みなさんこんにちは。
医学生担当の長田です。
先日お知らせした、中村哲医師講演会が無事終わりました。
今日は講演会の様子を報告していきます。



参加者は全体で201名。
うち、医学生・高校生の参加が41名(素晴らしい!)、
医師の参加は8名でした!(後期研修医の板垣先生も参加してくれました!)
職員・友の会・一般の方も含めまして、
多くのご参加、本当にありがとうございました。




講演会では中村先生の真っ直ぐな人柄が伝わってくる温かな講演会になりました。
アフガンの人々が健康に生活していくために本当に必要とされている「水」と「農業」。
それらを復興させるために必要な「維持・補修が可能な取水技術」と
「住民が大事にしている文化と想いを尊重する姿勢」。
紛争や異常気象が絶えない過酷な環境の中で、
住民と共に、困難に立ち向かっていく姿は
会場に来ていた参加者一人ひとりにとって、
今後の生き方を考えさせられる、そんな機会になったと思います。


質疑応答では医学生や高校生から多くの質問が出され、
さらに学びを深められる場になりました。


また参加した学生の感想からは、


「講演を通して、人の命を救うためにできることは医療だけではないのだと知った。」

「今後の私の人生に、影響を与える可能性がある経験でした」

「10代のうちに先生のお話しを聞けて本当に良かったです」


などが挙げられました。
(他にも素晴らしい感想ばかりで、嬉しい気持ちでいっぱいです)

今後も医学生・高校生向けの講演会を企画していくので、
今回参加できなかった方も気軽に参加してみてくださいね。

夏休み中の、高校生一日医師体験・医学生病院実習もお待ちしています。

ではまた(^^)

研修医の机 ~仕事中毒 使ってみました~

医局内をぶらぶら歩くと、ふと目にとまりました。


 

なぞの本が・・・それも「仕事中毒」。気になる気になる。

持ち主は、研修医の赤木医師。

「これ何ですか?すごいタイトルですね!」




赤木医師は答えました。「これ、こう使うんです」
おもむろに手を取ると

うずもれている・・・・まじか!それも隣に置いてあったスライムが足されている。


休憩用のまくらのようです(苦笑)

「仕事中毒ではないですよ。あはは」明るく話してくれる赤木医師にほっとしました。

いよいよ来月からは副当直開始です。がんばれ!研修医!

2016年6月17日金曜日

中村哲医師講演会

みなさんこんにちは。
甲府共立病院、医学生担当の長田です。
はじめての投稿です。
よろしくお願いします。

早速ですがお知らせです。





山梨民医連新入生歓迎企画
中村哲医師講演会はいよいよ明日開催です。
会場は山梨県立大学飯田キャンパスです。

講師の中村哲医師は、
福岡県生まれ、九州大学医学部を卒業されました。
その後国内病院勤務を経て、
パキスタン・アフガニスタンなどの地域で難民の一般診療に携わり、
旱魃が激しくなるアフガニスタンで飲料水・灌漑用井戸事業を始めました。

今回の講演テーマは「アフガンに命の水を」です。
ひとりの医師の壮大な生き方に触れ、
医師としての使命や医療とは何かを一緒に考えませんか?

参加集約状況では若干の空きがあります。
参加できる医学生・高校生は当日参加も大歓迎ですので是非お越し下さい!


2016年6月15日水曜日

ポケットの中身第8弾 最終回!トレイル好きの外科医の場合

長らく続けてきた医師のポケット中身シリーズ。とりあえずの最終回。
最後を飾るのは、外科科長 内藤恵一医師!!


「せんせー。ポケットの中身みせてくださーい。ブログで特集してるんで」



内藤医師「ポケットの中身は聴診器とこの手(腕)に宿っている」



と一言。



かっこいーーーー。さすが外科って感じですね。




ちなみに内藤医師は山を駆け抜けるランナーです。トレイルランというそうです。

昼休みになるともっぱらトレイルランの話題。
「山梨はいい山がたくさんあって走るのが気持ちいいんだよ。」

トレイル好きの医師や医学生の方、山梨に興味のある方はご連絡ください(笑)

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2016年6月13日月曜日

ポケットの中身 第7弾 ~みんなのアモーレ 齊藤医師~

第7弾は、現在4年目で初期研修医の上級医として活躍中、齊藤医師です。

朝会後、呼び止めてカメラを向けると

ピースサイン。

さすがみんなのアモーレ。

すてきな笑顔です。

ポケットの中身、早速みせてもらいます。

さすがです!!
整理されています。シンプル!

あれ?
右上のはペンライト。アルコール綿に突き刺さっている?
なぜ???

どうやら突き刺していないと勝手に点灯してしまうそうです。

いざ必要な時に電池切れなんてことにならないための対策だとか。

そんな些細なこともアモーレに見えてしまいます。




今日も上級医として!がんばれ!齊藤医師!

関連記事 がんばれ研修医!!:ポケットの中身シリーズ 第5弾 ~循環器内科 田中医師~



2016年6月10日金曜日

ポケットの中身 第6弾 鎌田先生


第6弾は鎌田先生です。
鎌田先生は現在上級医として1年目初期研修医の指導を行っています。

さて、ポケットの中身ですが、

・感染症レジデントマニュアル
・診療ガイドラインUP TO DATE 2014-2015
・当直医マニュアル
・PHS
・ハンプのマニュアル
・ボールペン
・ペンライト
などなど



感染症レジデントマニュアルは持っている先生が多いですね。


ハンプも救急でよく使うのか持っている先生が多いですね。

最後に✌️
上級医がんばってくださいね〜
関連記事 がんばれ研修医!!:ポケットの中身シリーズ 第5弾 ~循環器内科 田中医師~
関連記事 がんばれ研修医!!:ポケットの中身シリーズ 第2弾

2016年6月9日木曜日

1年目の1ヶ月間! 第3弾 最終回

研修担当の有泉です。

1年目の他職種研修の最終回です。
えらく遅くなってしまいましたが、お許しを。

最終回は他職種研修です。
4月中は医師業務以外を体験する1ヶ月間になります。
これは当院の大きな特徴ですね。

栄養課。
実際に調理業務のお手伝いをして、
患者さんが食べる病院食がどのように出来上がるかを実際に体験します。
体験するだけでなく、病院食を実際食べてみます!
怜先生が食べているのは安定期のペースト食です。
食べてみると食材の味はするけれど、食感はふわふわ。
不思議な感じです。

検査室。
当院の検査室は3つに分かれています。
それぞれの役割、検査に出した検体の流れなどをレクチャーしてもらいます。


採血の学習会。
新人看護師さんの研修にお邪魔して、一緒に採血の練習や薬剤のセットの仕方を学びます。
同期で仲良くなりますが、練習の時はとっても真剣。
お互い良い刺激になったのではないでしょうか。

患者さんのトランスファー(移動)の学習会。
患者さんをベッドから車椅子に移動させるとき、寝返りの補助などの研修です。
やってみるとけっこう難しい。
プロである理学療法士さんに教えてもらいながら行います。

寝ながら食事をとるのがどれだけ大変かも体験しました。
嚥下障害がある患者さんはどれだけ大変かがわかったことと思います。

感染対策の講義も受けました。
医療人として基本的な部分ですが、意外と忘れがちになってしまいます。
院内感染を起こさないためにも、自分のためにも大切な講義です。


ほかにも介護施設研修や訪問看護への同行、看護師さんの準夜勤務の体験なども行います。
学生の頃に実習で他の職種を体験することもあると思いますが、医師になってからの視点では違ったものが見えてくるのではないでしょうか。
医師人生で他の職種を体験するということはなかなかできないことなので、当院では大切な研修の一貫として行っています。
他職種の職員さんと顔見知りだと仕事もしやすくなりますよね。

当院の特徴である他職種研修。
学生のうちに体験もできるので興味がある方はお問い合わせくださいね。

2016年6月6日月曜日

ポケットの中身シリーズ 第5弾 ~循環器内科 田中医師~ 

好評いただいている医師のポケットの中身。
個性が出ますね。
今回は6年目、内科 田中医師。現在、循環器内科でバリバリ働いています。
朝会後に声をかけて、見せてもらいました。


なんだかたくさん入ってますね。
左上のビニール袋はお気に入りのパン屋さん(甲府共立病院徒歩1分)。
ここ美味しいんですよね。

真ん中にある茶色のメモ用紙は、1年目の時に記載した大事なもの、、のようです。


病棟から電話がかかってきてしまいました。

あ、


行ってしまいました。。。
いつも電光石火の田中医師でした(笑)
今年は内科認定医を受験。
がんばれ!田中医師

関連記事 がんばれ研修医!!:ポケットの中身シリーズ 第2弾
関連記事 がんばれ研修医!!:ポケットの中身シリーズ 第1弾

2016年6月1日水曜日

スポーツ大会

こんにちは。
研修医1年目の高橋です。
今日は甲府共立病院の創立記念日で、職員のスポーツ大会でした。

医師の参加は私だけだったので、検査室の技師さんたちのソフトバレーボールチームに入れていただきました。

リハの方、看護師さん、事務さん、歯科衛生士さんなど、多職種の方が参加していました。

試合も応援もとても楽しかったです。

結果は、なんと7チーム中2位!!

やっぱりスポーツはいいですね。
年齢や職種を超えて、たくさんの方と仲良くなることができました。






一緒に戦った検査室のみなさんとは、これからも仕事でたくさんお世話になります。
これからもよろしくお願いいたします!


ポケットの中身シリーズ 第4弾 〜研修医7つ道具~

 はじめまして、1年目研修医の赤木です。
 5月からいよいよ本格的に病棟業務が始まり、段々と慣れてきた、といったところです。

 さて、現在小児科の鶴田先生が、医局の先生方に突撃インタビューを行い、ポケットの中身を公開するシリーズを掲載されています。皆様、ご覧になったことはありますでしょうか。

 そこで今回は、私、1年目研修医の赤木がポケットの中身を含め、身につけているものを公開してみたいと思います。
 「研修医7つ道具」と称して、1つ1つ紹介していきます。
医療従事者でない方は「それって何に使ってるの?」というものもあるかもしれないので、説明していきます。
赤木の独断と偏見で、重要度を5段階で書いていきます。

【胸ポケット】
①PHS(重要度:5)

これがないと、仕事にならない、必需品中の必需品ですね。私はチェーンクリップでポケットに固定して、落ちないようにしています。胸ポケットに入れていることが多いですが、汗っかきなのでたまに汗で画面が塗れてしまうのが悩みどころです。

②メモ帳(重要度:5)


これも必需品ですね。患者さんに関すること、その日に勉強したこと等を書き留めておきます。

③ネームプレート(重要度:5)














診察のはじまりは、患者さんへの自己紹介から。新人研修医は、看護師さんはじめ病院スタッフの皆様に名前を思えて頂く意味でも、大事です。裏面には、その日の予定(患者さんの検査、勉強会の日程、指導医の先生の動き)が書いた紙が入っています。

④ペン類(重要度:5)
ボールペンは、このジェットストリーム(4色+シャーペンがあるもの)を使っている方が多いようですね。他にも、フリクションやマーカーもあると勉強するときに便利です。

⑤ペンライト(重要度:4)
対光反射(患者さんの目に光を当てて、瞳孔がちゃんと小さくなるか、という検査)や、口の中を診る時に使います。

⑥油性マジック(重要度:3)
皮膚に印をつける場合等、紙以外のものに文字をかくときに便利です。そこまで使用頻度は高くありませんし、看護師さんが持っていることが多いので借りることも出来ますが、あればあったで便利です。

【サイドポケット】
⑦マニュアル類(重要度:4)
輸液に関するもの、感染症や抗菌薬に関するものはほぼ必須ですね。ほかにも内科全般や救急のマニュアルを持ち歩いている先生も多いです。最近はスマホで見られる便利なアプリもあります。

⑧駆血帯(重要度:1)
採血をするさいに、患者さんの腕にまきます。実際に患者さんに使うものは病棟にあるので、このマイ駆血帯は専ら練習用です。

⑨ハンカチ(重要度:2→測定不能)
赤木は汗っかきなので、ある意味最重要アイテムです。

⑩はさみ(重要度:2)
あまり頻繁に使うものではないですが、テープを切るときなど、あると便利です。これも看護師さんが大抵持っていらっしゃるので、借りることもできます。

【その他】
⑪時計(重要度:3)
手技をする際には、腕時計は外さないといけません。毎回外すのも大変なので、私は看護師さんがよく使う「ナースウォッチ」を胸のところに着けて使っています。患者さんの呼吸数を測るときにも便利です。

⑫スマホ、タブレット(重要度:4)
医師に限らず、現代社会では必需品でしょう。ちょっとした調べものをする際に便利です。また、「evernote」を使っている先生も多いですね、調べたことをメモしておくのに便利です。
ちなみに、赤木は未だにガラケー派ですが、最新のものなのでネットもLINEもできる優れものです。

⑬打鍵器(重要度:3)
「反射」という筋肉の運動を診るときに使います。白が多いのですが、青がおしゃれだったので私はこれを使っています。

⑭聴診器(重要度:5)
これも、医師にとっては必需品でしょう。最近は、「電子聴診器」なる、録音機能のついたものもあるそうですね。
ちなみに、首から提げている医師が多いのですが、聴診器を作っている会社の方の話では、ポケットに入れて持ち歩いた方が長持ちするそうです。便利なので、どうしても首に下げてしまうんですけどね。

⑮ハンコ(重要度:4)
必要な書類にハンコを押すときに使います。僕の使っているこれや、ボールペンの先にシャチハタが付いているものなど、胸ポケットにつけられるものが便利ですね。

⑯定規(重要度:1)
患者さんの瞳孔の大きさを測るときに使います。あまり使用頻度は高くないですね。

⑰マスク(重要度:5)
院内でのエチケットですね。


⑱シザーケース
「7つ道具といいつつ、18個もあるじゃないかと!」というツッコミがきそうですが、とにかくたくさんある道具を運ぶために使います。よく使うものはポケットに入れ、あまり使わないものはこちらに入れています。
医師というよりは、床屋さんが良く使っていますね。



以上、研修医7つ道具、もとい18つ道具でした。

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