1年目の他職種研修の最終回です。
えらく遅くなってしまいましたが、お許しを。
最終回は他職種研修です。
4月中は医師業務以外を体験する1ヶ月間になります。
これは当院の大きな特徴ですね。
栄養課。
実際に調理業務のお手伝いをして、
患者さんが食べる病院食がどのように出来上がるかを実際に体験します。
体験するだけでなく、病院食を実際食べてみます!
怜先生が食べているのは安定期のペースト食です。
食べてみると食材の味はするけれど、食感はふわふわ。
不思議な感じです。
検査室。
当院の検査室は3つに分かれています。
それぞれの役割、検査に出した検体の流れなどをレクチャーしてもらいます。
採血の学習会。
新人看護師さんの研修にお邪魔して、一緒に採血の練習や薬剤のセットの仕方を学びます。
同期で仲良くなりますが、練習の時はとっても真剣。
お互い良い刺激になったのではないでしょうか。
患者さんのトランスファー(移動)の学習会。
患者さんをベッドから車椅子に移動させるとき、寝返りの補助などの研修です。
やってみるとけっこう難しい。
プロである理学療法士さんに教えてもらいながら行います。
寝ながら食事をとるのがどれだけ大変かも体験しました。
嚥下障害がある患者さんはどれだけ大変かがわかったことと思います。
感染対策の講義も受けました。
医療人として基本的な部分ですが、意外と忘れがちになってしまいます。
院内感染を起こさないためにも、自分のためにも大切な講義です。
ほかにも介護施設研修や訪問看護への同行、看護師さんの準夜勤務の体験なども行います。
学生の頃に実習で他の職種を体験することもあると思いますが、医師になってからの視点では違ったものが見えてくるのではないでしょうか。
医師人生で他の職種を体験するということはなかなかできないことなので、当院では大切な研修の一貫として行っています。
他職種の職員さんと顔見知りだと仕事もしやすくなりますよね。
当院の特徴である他職種研修。
学生のうちに体験もできるので興味がある方はお問い合わせくださいね。
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