12月8日に在宅医療セミナーが甲府共立歯科センタービル6階にて開催されました。
医学生3名、医師4名、看護師(訪問看護)3名、事務5名 計15名の参加で行われました。
主な内容としては訪問看護・訪問診療を行い、その後、花輪すずかけ所長よりオリエンテーションをしていただき、昼食後にディスカッションを行いました。
討論ポイントとしては、訪問看護・訪問診療を見ての感想、裏側での苦労、医師(医療者)として思っていること等語り合いました。
訪問看護に付き添った学生からは、患者さんから痛いとかさわるなとか言われる中で、上手く看護師さんが対応して、テキパキ動きながらも時間を気にしつつ、コミュニケーションを取っていて凄く大変だと思った。でも、帰るときに患者さんの笑顔を見るとやって良かったと思えるのではないかといった感想が出ました。
その他にも、医師からは、多死社会に向けて病院数や介護施設が足りていない中で、どう看取っていくのか一緒に考えていかなければいけないことや、介護報酬が低く、若い人が職にあぶれているとはいえ、家族を養うだけの給料は得られないし、若い人が少なくお年寄りが多くなる中で、介護ばかりにお金を使っていられない問題もあること等話されました。
また、医療従事者として、良いことでも悪いことでもぐっとくることも沢山ある。それによって疲れてしまったり、辞めてしまいたいとならないようにしなければならない。また、医療者としてプロフェッショナルとして、次の患者さんの診察を行うときには気持ちを切り替えて対応しなければいけないことなど出された。
その他にも医師・看護師・学生から様々な質問や感想が出ました。
また、同じような企画を行いたいと思っていますので、興味がある方は是非ご参加下さい^^
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