2015年11月18日水曜日

ミクロの世界が命を救うかもしれない

半月前のある日、重要なミッションを科せられた者たちがいた。
ミクロの世界が人の命を救うことを可能にする。
そのためには、そう、グラム染色をいかに快適に行うことができるのかが問題なのだ。その使命は2人の若者に託された。

3年目齊藤、そして1年目の笹本である。

彼らは午前中の業務時間を削りながら必死で掃除した。

なぜならグラム染色によっていかなる敵(細菌)が患者を攻撃しているのかを突き止めることができ、的を絞った抗菌薬投与を可能にするからだ!

しかし、グラム染色の薬液であるクリスタルバイオレットはあらゆるものをバイオレットに染めてしまい、パイフェル液は世の中をピンクに変えてしまう。まぁ、世界情勢が不安定な今日では、気分を明るくするために紫でもピンクでも染まってみてもよいのかもしれないが、やはりたくさんの素敵な色があふれた世界のほうがいい。彼らはビニール袋を応用し、シンクを新品同様に保つこと、そして染まらない環境を作ることに成功したのだ。

そんなこんなで、今日も研修医たちは万全の体制で感染症を引き起こす敵たちに立ち向かっていく。彼らの挑戦はまだまだ続くのだった。

※グラム染色ブースの掃除をしました!

2 件のコメント:

  1. 日々の研修や大変忙しい中での業務かと存じますが、体に気をつけながら頑張って下さい!

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  2. お優しいコメントありがとうございます!ますますやる気が湧いてきました。風邪が流行る季節ですので体調に気をつけてください!

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