今回は、看護小規模多機能型居宅介護事業所・まいほーむいけだにお邪魔しました。
ちなみに看護小規模~と早口言葉みたいな種類の施設ですが、
ごく簡単に言うと、登録制で、状況に応じて訪問看護や介護に来てもらったり、好きな時間に施設で過ごせたりする総合介護サービス施設です。詳しくはこちら。
食堂では、皆さんリラックスしてテレビを眺めたり、お喋りしていました。
ちょっとお話を伺うと、
「ここは落ち着いていいよ~」
「病院よりずっといいし、家よりもいいかもな~」
と上機嫌。
今朝ここに来た人も、ここに泊まっている人も、
みんな穏やかな表情で話してくれました。
本当に家のような自然さが感じられます。
その自然さを支えるのは何でしょう?
看護師の鶴田さんに尋ねると、
「もちろん多職種連携です。
同じ場所で働くもの同士、職種間に上下を決して作らず、
互いを尊重しあっているからこそ、
利用者さんにも安心してもらえるんです」。
互いの得意を発揮しつつ、
でも自分のテリトリーを固辞しない。
大事な基本を教えてもらいました。
ふとテラスに出てみると、
あら、きれい。
その横では、
家庭菜園ならぬ施設菜園?
利用者さんにトマトを植えてもらっているようです。
隣にいた作業療法士の原さんに「なぜ?」と伺うと、
「家で本格的なリハビリ運動するのは大変で、イヤになっちゃうでしょ?
ごく自然に身体を動かす習慣を作ってもらうリハビリなんですよ」。
なるほど、確かに家で「リハビリのための運動」は大変だけど、
野菜作りなら、楽しみながらできますね。
訪問看護でも…、
看護師さんも利用者さんも満面の笑顔。
利用者さん1人1人の性格や好みをしっかり把握して、
徹底した個別対応をすることが信頼につながっているそうです。
「支える」だけでなく、
「選ばれる」ためにも創意工夫と努力を続ける。
またにしても勉強になりました。
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まいほーむいけだの所属するやまなし勤労者福祉会は、
こちらをチェック
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