2018年7月6日金曜日

マスクフィッティングの心得~RST塾開講~

 呼吸ケアサポートチームが甲府共立病院にはあります。
 通称RST(Respiration Support Team)。
 医師、臨床工学技士、リハビリ、看護師、管理栄養士らで構成して病棟回診や職員向け学習会を行っています。

今年第一回目のRST塾が開講しました。

 テーマは「NPPVとマスクフィッティング 座学と実技」ということで学びました。
 
 夕方の時間ですが研修医はじめたくさんの職種が参加しました。

 マスクフィッティングはとても重要ということでみなさん真剣に話を聞きます。
 座学のあとは実際のマスクフィッティングをやってみます。

 
実際のフィッティングがこちら。すこし照れもあります。

きちんとフィットしているか確認します。
順番にフィッティングをしていきます。
 1年目研修医も挑戦。
 3人でつけてみます。
装着後には機械で圧力をかけます。突然、空気が入ってきてびっくり!!。
もれていたりするとずれているので、再度、フィッティングをします。
患者の立場にたつ上では大事な経験ですね。
いろんなタイプのマスクがあるためそれも経験。
こちらは睡眠時無呼吸用のものだそうです。小型なものもあるですね。 


 「ためになった」「こつがわかった」など好評でした。

 企画した臨床工学技士さんは「非侵襲人工呼吸器(NPPV)の成功のカギはマスクフィッティングです。実際にマスク換気を体感してほしくて企画しました」と話します。
 こうした多職種連携での学習会もとても大切ですね。
 臨床でしっかり使えるように日々勉強です。がんばれ研修医!

 
 
 

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