2021年1月8日金曜日

診療所小児BLS学習会

 大変ご無沙汰しております。

現在、小児科後期研修医をしている若松です。

「がんばれ!研修医」ブログには、後期研修医も投稿してよいとのことで、お久しぶりの登場です。


今回は、診療所で行ったBLS(一時救命処置)勉強会の模様をお伝えします。

本当はみんなでシミュレーター(お人形)を使ったり、実際の動きをイメージして動いたり…

とやりたかったのですが、このコロナ禍なので残念ながら座学メインで。

特に成人と小児、乳児の定義や違いに注目しながら行いました。



脈をとる場所にも違いがあったり、


胸骨圧迫(心臓マッサージ)のやり方にも違いがあったりします。

もちろん一般の方はまず成人のBLSができれば充分と思いますが、

私たちは小児に関わるプロとしての知識、対応が求められるわけなので、知っておきたいところですね。


小児リハビリのセラピストさんたち、
今年度から小児科にいらした看護主任さん、
救急研修中の初期研修医窪田先生が参加してくださいました。

子どもの心肺停止に遭遇することなんてめったにないことですが、だからこそより適切に対応できるよう、普段からの学習、シミュレーションが大切ですよね。

甲府共立診療所では、外来の患者さんはもちろん、リハビリにも多くの子どもたちが訪れます。大切な子どもたちを守れるよう、もしも、に備えてこれからも定期的に開催したいと考えています。


寒さが厳しくなってまいりました。

皆様お身体に充分気をつけて、雪かきはご無理なさらずに。

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