2018年5月21日月曜日

和田浩医師講演会

こんにちは!

医学生担当の米長です。

報告です!

5月12日(土)に山梨民医連新歓企画 和田浩医師講演会を開催しました。


テーマは「子どもの貧困について考える」

当日は、医学生9名、大学生1名、看学生3名、高校生6名、中学生1名、職員・一般21名(医師5名)の合計41名の参加となりました。

講演はアイスブレイクから始まり、ワークショップをKJ法で行いました。

まず、「貧困て何だろう?」皆が持っているイメージを出し合いました。
お金がない・虫歯が多い・におい・低学歴など多くのイメージが出され・・・
そのあと、日本の子どもの貧困率や貧困による健康問題、学力の関係性、和田先生が実際に診察した子どもの事例など講演して頂きました。
講演を聞いてから、
「もし、貧困による困難を抱えた患者さんに出会った時、自分には何ができるのか」
自分が医療者だったらどうするのか考えて頂き意見を出し合いました。
発表では、
気づく為にどうしたらよいのか
「言動・表情・身なり・患者さんの社会的背景に目を向ける必要がある」
どのように支援ができるのか
「子ども食堂や無料塾などのセーフティネットに繋げる・生活保護などの利用できる制度を伝える・病院がよりどころとなる存在となる」

などと、書いたらかいたらきりがないほどの意見が出されていました。

実際の医療現場の事例から、将来医療者としてどのように患者さんと向き合っていく必要があるのか、中学生~医学生と幅広い学生と医療従事者とのディスカッションによって多くの気づきがあった講演会だったのではないかと思います。

ワークショップ形式での講演会を開催するのは初めての試みでしたが好評のようだったので・・・
今後も企画していきたいと思います。その際には是非!

ご参加お待ちしています(・∀・)/


【学生からの感想】
★ワークショップで医学生や医療関係の方と対等に話ができて楽しかった。
★医療と貧困問題は非常に深く結びついているものだと感じた。
★患者を治療するという医師像では狭い考えだと感じた。
★社会貢献という漠然とした考えで医師を目指していましたが「貧困」だったり何か目標を持ちたいと思った。

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