春もうららか,朝陽に照らされた陽葉が目に眩しい日々が続きますね.
こんにちは.先週の金曜日にCPCの発表をした初期研修医の川崎です.
表題のとおり,臨床病理検討会,所謂CPCの発表をしましたよ報告をさせて頂きます.
検討会に挙げさせていただいた方はご高齢で,非常に長く苦しい経過をたどっていました.長い長いカルテを読むのは正直しんどかったです.ですが発表を通じて,長い患者さんの人生とそれをとり巻くご家族の気持ち,その人生の最期をどういった形で迎えるようにするかを考える医療者など,関わった人それぞれの姿を思い浮かべることができました.
若輩者の僕が言うことではないのかもしれませんが,カルテを読むことは患者さんの人生の一端を読ませてもらうことだと思っています.だとすれば普段自分が患者さんからお話を聴き,検査で得た情報をカルテに記録することは,患者さんの人生の記録をつけているのだと.そして自分は今後も少なからず受け持った患者さんの人生に介入していくのだと思うと,無力な自分に怯え,思わず立ち尽くしてしまいそうです.
それでも両の足を地に据え,前のめりに進まねばなりません.
ですが立ち止まらず歩き続けるには,最近の僕はあまりに運動不足です.
とりあえず,エレベーターを使わないことから始めていますよ.
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