こんにちわ、新米医学生担当の井口です。
今回お邪魔したのは、甲府市中央地域包括支援センター。
地域包括支援センターは、自治体の委託を受けて、
地域の介護や医療を含めた生活全般の相談窓口を担っています。
今回は地域訪問に同行させてもらいました。
地域訪問の目的は、お宅を訪ねて生活状況や健康状態を把握・共有し、
必要な時に適切なサービスや支援を結びつけること。
訪問先は比較的近隣で、駐車場が無いことが多いため、
移動の基本は自転車です。
それでは、いざ、
出発~
訪問先では、
「調子はどうですか?」「今日は牛乳飲んでるの?」
「まあ、ボチボチだな」「(牛乳を)飲むと調子いいよ」
と、どこか友達のような気軽さを感じる会話がされていました。
中には、「ちょっとタバコの置き場所が怖いような…」と感じるお宅もありましたが、
「それでもいいんです」と社会福祉士の井上さん。
「病院からすると、『ちょっと危なっかしい』と感じることであっても、
それが本人の好きな生活スタイルなら無理に矯正する必要はないと思います」。
「その人らしさを大事にして、馴染みの地域で安心して暮らし続けるお手伝いをするのが、私たちの使命。
あくまで地域の人の立場で考え、困った人の代弁者でありたいと思っています」。
「最も困難な人に寄り添う」という民医連の理念を、
改めて感じさせていただいた1日でした。
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中央地域包括支援センターの詳細は↓をチェック
http://www.yamanashi-min.jp/kinikyou/kaigo/chiiki/tyuoh.html
「民医連ってなに?」と疑問の方は、こちらをチェック
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