みなさま、こんにちは。1年目の鎌田です。
投稿が遅れましたが、先週、広島で開催された「原水爆禁止2014年世界大会」に参加してきたのでご報告いたします。
1日目の開会総会です。
民医連だけではなく、全国各地であらゆる団体が核兵器廃絶ないしは原発廃止に向けて活動を展開している様子が分かりました。日本だけでなく海外からも多くの方々が参加され、万国共通の平和への思いを会場の皆さん全員が共有することができたのではないかと思います。
2日目は分科会です。ぼくが選んだテーマは「核兵器と原発」でした。
吉井英勝さんの「財界と大企業やメガバンクが一体となる原発利益共同体」の話はとても分かりやすく、なぜ日本が原発推進の立場をとろうとしているのかを理解することができる内容でした。
大飯原発3,4号機の再稼働差止め訴訟についてや、大間、玄海などの建設・再稼働問題について、地域住民の方々が取り組まれていることや体験談、住民の思いなど貴重なお話を聴くことができました。また、ドイツでのクリーンエネルギー政策の話、日本でもクリーンエネルギー転換は経済的・技術的に十分可能である話題などは、将来の日本の脱原発エネルギー政策につながる素晴らしい内容だったと思います。
使用済核燃料から再処理されたプルトニウムが核兵器へ転用されうることも、原発の大きな問題となっています。原発廃止を今後日本が取り組んでいかなければ、真の平和国家には近づけないことでしょう。
3日目は69回目となる「原爆の日」です。平和記念公園では平和記念式典が開かれ、全員で黙祷をして、山梨民医連の職員や学生さんが作って下さった千羽鶴を供えました。
平和を祈ってピース(*^^)v
原爆ドームを背景に記念撮影です。
閉会総会です。
署名プレゼンテーションでは、「No
Nukes! Take
Action!」のコールで世界中から集められた署名が掲げられました。410万4911人の署名が集まったそうです。一人の力ではどうにもならないことも、大勢の力で国を、世界を動かすことが可能になります。来年のNPT再検討会議へ向け、大きな一歩だと思います。