お久しぶりです!小児科研修中のやじまです!
前回、外科研修中にブログ投稿しましたが、今月から小児科研修させてもらっています。
身近に子供がいないので、子供に触れるときはドキドキしてしまいます…
今日は小児科研修おなじみの「薬の味見」をしてきました!
小さい頃は薬が苦くて嫌いだったのですが、いつしか大人になり、粉薬ではなく錠剤を飲むようになり、はたして粉薬ってどんな味したかな。。。くらいの印象の薄さになってしまいました。
それでは参りましょう。
研修医やじまの独断と偏見による粉薬(14種類)の味ランキング~!!
(粉薬の種類については、小児科でよく処方されそうなものを鎌田先生が選んでくださいました)
1位:カルボシステイン→去痰薬 リンゴジュースのあじ。ダントツでおいしい。
2位:ケトチフェン→アレルギーの薬 イチゴシロップのあじ。甘い。
トスフロキサシン→抗菌薬 同じくイチゴシロップのあじ。
4位:ツロブテロール→気管支拡張薬 味がしないけど甘い。
ミノサイクリン→抗菌薬 同じくただ甘い。
オノン→アレルギーの薬 甘い。
ビオスリー→整腸剤 ビ〇フェルミンの味。
ここまでは甘くて飲みやすいお薬です。
小児でも問題なく飲めるのではないでしょうか?
次からは雲行きが怪しくなっていきます。
8位:アスベリン→咳止め よくある粉末の風邪薬の味。
9位:エリスロマイシン→抗菌薬 甘苦い。
10位:カロナール→解熱鎮痛薬 甘苦くて後味が悪い。
クラリスロマイシン→抗菌薬 同じく後味が悪い。
そろそろやばいです。
やじまから笑顔が消え始めます。
12位:アモキシシリン→抗菌薬 まずいイチゴシロップ。
13位:セファクロル→抗菌薬 まずい。一言でいうとまずい。
栄えある最下位は!!
14位:プレドニゾロン→ステロイド まずにがい。これは衝撃のまずさ。こんな苦いもの食べたことがない。飲み込めない。お子様なら吐き出すレベル。もはや拷問。びっくりするくらい苦い。
ステロイドの粉薬は驚くほどまずかったです。
飲ませるのがかわいそうになるレベルです。
ステロイドは、粉薬だけでなくシロップがあります。それは甘くておいしかったので、粉かシロップかと言われたら確実にシロップです。
だいぶ長い文章になってしまいましたが、ブログの題名は間違っていますね。
すみません。
正しくは 薬は苦くない!!(ものもある)
もし今後、これらのお薬を処方することがあったら、今日の経験を生かしてアドバイスなど出来たらいいなと思います。
小児科研修頑張るぞー!
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