こんにちは。
1年目研修医の高橋です。
整形外科の研修が終わりましたので報告します。
選択科目の中で整形外科を1ヶ月間組んでもらい、
救急で整形外科疾患の対応をできるようになる、ということを目標にしました。
研修内容は、朝の病棟回診、外来、手術、救急対応、レクチャーなどです。
朝の病棟回診では、主に術後の方の診察を行います。
抜糸もできます。
自分が縫合した創部がしっかりとくっついている・・・と嬉しい気持ちになります。
大腿骨の骨折で手術をした方が、歩けるようになって帰宅するのを見ると、ちょっと感動します。
小児の骨折患者さんもいて、整形は小児から高齢者まで幅広くみられるのがいいなぁと思いました。
外来では、先生の後ろで診察を見させてもらいます。
やっぱり腰痛の方がとても多かったです。
変形性膝関節症の患者さんの、膝関節の穿刺やヒアルロン酸注入はどんどんさせてもらいました。
夜間の当直で見た骨折の方には、処置をして「明日整形外科へ行ってくださいね」と言って帰宅してもらうんですが、その後の経過を見られるのが良かったです。
整形の内科的な面も見られ、外来もとても楽しかったです。
手術では、大腿骨頸部骨折の手術がメインです。
縫合や腰椎麻酔を多く経験できました。
私はそんなに力もなく背も低いので、少し大変な部分もありましたが、指導していただきながら執刀したり、手術記録を書いたりしました。
レクチャーでは、腰・膝・肩の診察のしかた、骨折の固定、脱臼整復、関節リウマチなどを指導していただきました。
1対1で細やかに指導していただけたのが良かったです。
はじめに立てた目標通り、救急対応には自信が付きました。
夜間の救急で脱臼した患者さんが来たとき、自分で直せたのはとても嬉しかったです。
頭部外傷やガラスで手を切って出血している方の縫合もできるようになりました。
他にも交通事故の方の診察や、骨折の診察やレントゲン写真、固定など…
実力が付いた気がします。
整形外科の先生も、3人ともとても優しく個性的で、楽しい1ヶ月でした。