2017年11月23日木曜日

塩江先生のロールプレイ

こんにちは。小児科の鶴田です。
ちょうど1週間前ですが、塩江先生のロールプレイをしました。

シナリオはいつもの通り、発熱を主訴に来院した1歳女児という設定です。
母親役は医局で働いている事務の佐野さんにお願いしました。
評価者は鶴田と後期研修医の鎌田先生です。

まず自己紹介から。


つづいて問診です。



続いて診察です。お人形さんなのでかえってやりづらかったかもしれません。

最後にディスカッションです。

患者さんたちへの対応が非常に丁寧で、佐野さんからもお墨付きをもらえました。もうすでに外来研修も始まっていますが、これからもがんばっていきましょうね!!


ちなみに最近では、ロールプレイの評価にはMini CEXという評価フォーマットを使っています。これまで紙で評価表を記載し研修医に渡していましたが、もともと小児科ではEvernoteというクラウドソフトで「研修日誌」という名前のポートフォリオを共有しているので、今回からMini CEXもデジタル化しEvernoteで共有しました。そのため即座に反映されます。鎌田先生も自分のスマホ端末からMini CEXに記載しています。(DOPS(臨床手技評価)もテンプレートを仕込んであるのですが、まだ使用機会がありません。) 
以上、研修の宣伝でした。



2017年11月22日水曜日

1年目研修医がランチミーティングに参加!


こんにちは!医学生担当の向山です。




さて、昨日11月21日(火)の武田ランチミーティングでは甲府共立病院研修医1年目の塩江医師をお招きし、医学生の前で10月に行われた「新潟水俣病健診」の様子を報告していただきました。



塩江医師は神経系に関心があるということで今回参加されました。
3日間のうち1日の参加でしたが、1人の患者さんに約1時間かけながら、問診票にはどん魚を食べたのかなど細かなところまで診断した様子を話していただきました。特に「パーキンソン病の患者さんの所見をとるのが難しかった」との感想がありました。学生側からも「水俣病だと申告する際にどのように気をつけたのか」や「神経の診断は難しいですね」などの感想や質問がありました。学生自身も水俣病の実態を知る良い機会になったと思います。その他にも学生時代や研修の話で盛り上がりました。




武田ランチミーティングは、毎週火曜日に武田キャンパス近くに構える武田事務所で開催しています。今回のように研修医に登場していただいたり、「チーム医療」をテーマに様々な職種の方々に来ていただいて現場での事例を交えながらお話をしていただいています。また、毎回職員が腕を振るい、野菜中心の栄養を考えた料理を作っています。

ちなみに今回は・・・





この時期ぴったりなおでん、炊き込みご飯、ほうれん草の胡麻和え、サラダでした。なかなかの出来栄えでしたよ!
興味ある学生がいましたら2限終わりに是非ご参加ください。

ちなみに玉穂キャンパスの近くにも事務所を構えており、そちらでも毎週木曜日にランチミーティングを開催していますので気軽にお越しください。

場所はこちら↓
http://www.yamanashi-min.jp/position/doctor/facility.html

2017年11月17日金曜日

和田医師講演会のお知らせ

みなさんこんにちは
学生担当の平澤です。

12月2日土曜日 14時30分から
共立高等看護学院にて
和田浄史医師の講演会を実施いたします。

医師の使命 というテーマで講演をしていただきます。

多くの医療系学生、医学生、高校生に聞いてもらい、一緒にどういう医療を目指したいか考える講演にしたいと思います。

ぜひご参加ください!


塩江先生の研修報告

小児科の鶴田です。
11月から1年目研修医の塩江先生が小児科研修を始めました。今日はその様子をお伝えします。

今まで子どもとの接点があまりなく、どうやって接すればいいかわからないですと言われたので、沐浴人形を使って抱っこの方法を説明しました(もちろん新生児の診察方法も練習しましたよ)。

            
首を支えながら抱き上げます。


最初に抱き上げたところです。


抱っこしながら歩いてみます。



この日は新生児の蘇生法について勉強しました。アシストしているのは後期研修中の鎌田先生です。


補助換気の練習をメインにやりましたが、写真とりわすれました。


小児科外来の一コマ。看護師さんがロールシーツに子ども向けの絵を描いているのですが、看護学生さんたちと一緒に手伝ってもらいました。

結構夢中になって描いていた塩江先生。そして絵も上手で看護師さんたちも絶賛していました。

来週からもがんばっていきましょうね!!




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2017年11月16日木曜日

OPE室合宿に参加してきました!

どうも!1年目研修医のひろしです!
3か月の外科研修が昨日で終わりました。
外科は患者さんの入れ替わりが激しく、本当に様々な疾患の方を担当させていただきました。

最後に外科病棟の師長さんに研修医手帳を書いていただいたところ、
こんなにかわいくラッピングされて帰ってきました~♪ しかもお菓子付き❤


うれしいです>▽< 愛ですね~ 外科病棟を離れるのがさびしいです・・・
ちなみに、後ろはお疲れで休憩中のY先生です。

3か月、始まる前は長いと思っていましたが、過ぎてしまうとあっというまですね。。。
こうやって研修生活が過ぎてしまうのでしょう・・・がんばって勉強しなくては・・・汗



さて、10月21日に行われた手術室の合宿に参加させていただきました!
手術室の看護師さんたちが毎年企画しているそうです Σ(@◆@)

第一部は学習会で、テーマは
「手術室における安全で安楽な砕石位をみんなで考えよう!!」
でした。

砕石位とは、陰部の手術を行うときに患者さんにとっていただく体位のことです。
石を砕くポーズになることからこう呼ばれている、と大学時代に聞きました。

患者さんが体位をとるとき、すでに患者さんには麻酔がかかっています。
なので、痛みやしびれがあっても、周囲は知ることができません。
無理な姿勢は術後の痛みの原因になりますし、
しわや圧迫は褥瘡(とこずれ)の原因になってしまいます。

自ら体験を通して学び、患者さんの安全・安楽につなげよう!
というのが、今回の学習会の目的です☆☆



 まずは学習会担当の看護師さんによる発表です。
事前に学習したことをまとめてプレゼンして下さいました。
手術の空き時間に実際体験をして、写真を撮り・・・を繰り返し、この日に向けて準備!
とてもわかりやすくまとめて下さっており、看護師さんたちの本気を感じました・・・@0@


次に実際体験してみよう!ということで、順番に患者さん役になって体験しました。
2チームに分かれてそれぞれ行い、後でお互いのチームをチェック。



みんなで講評です!
患者さんの安全はもちろん大事ですが、手術に適した体位でなければ意味がありません。
両立させるにはどうしたらよいか、真剣に議論しています。。。


このように、頭側を下げることもあるので、しっかりと固定されていないととても危険です。
しかし、やみくもな固定は神経に負担をかけることにもつながってしまいます。
どこに気を付ければよいのか? 活発な議論は続きます・・・

患者役の人は、体位が取れるまでは黙っていますが、その後は議論に参加し、
どこに問題があると思ったか、どこがよかったかなどフィードバックを行います☆


最後に、チームごとに気付いたこと、感じたことなど出し合い、みんなで共有しました。

「実際に体験することで、安楽な姿勢がわかった。」
「みんなで共有することが大切だと思った。」
「手術台は思ったより寝心地がよかった。」

などの意見が出ました^^

最後に、整形外科の早川先生から総評をいただきました。

整形外科では砕石位の手術はありませんが、
股関節の手術などを過去に経験されている患者さんにはどのように対応すべきか、
損傷に気を付けなければならない神経は?など、
整形外科的な視点からのご意見番として参加してくださいました!


「オペ室ナースのみなさんが、普段からよく研究されていることが分かった。
今回の学習会を期に、よりよくなるでしょう。^^」とおっしゃっています。


今回は砕石位についての学習がメインでしたが、最後に側臥位についても少し学びました。
体の下に敷くスポンジの形を色々と工夫することで、より安楽な体位を目指せることが
体験できました!



そして、第二部は交流会ー!!!>▽< いっばい学んだ後の飲み会は楽しいですね☆
楽しみ過ぎて、交流会の写真はありません(笑)


今回は外科研修中ということもあり参加させていただいたのですが、とても勉強になりました。

また楽しい企画の報告があったらUPしたいと思いますー


ひろしでした(・ ω ・)ノシ

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2017年11月13日月曜日

薬局実習

こんにちは!研修医1年目の塩江です。

今月から小児科研修です。



 院内薬局に行って小児に処方する薬の味見をしてきました。
 甘く美味しいものもありましたが、シロップは甘すぎてちょっと飲みにくかったです。

 ステロイドはかなり苦くてまずかったです。
 苦い薬は、バニラやチョコアイスに混ぜるとオススメだそうです!



 

赤ちゃんを抱っこさせてもらいました。すごく泣かれました(笑)

小児科は12月まで研修します。楽しく頑張っていきたいと思います!

2017年11月7日火曜日

県中で皮膚科研修

10月は皮膚科研修でした。

当院には皮膚科の常勤の先生がいないので、県立中央病院で1ヶ月研修させていただきました。

研修医の仕事は、主に初診の方の問診をとることです。
様々な主訴で受診する方、他院からの紹介の方の問診をとります。
発疹や腫瘤を見て、鑑別を思い浮かべます。

また、手術や生検では、消毒・麻酔・切開・縫合と、できるところはどんどんさせてもらいました。

他にも、熱傷や褥瘡の処置、液体窒素焼却など、できることがたくさんあって勉強になりました。

外部の病院に行くのも、また新しい人との出会いがあっていいですね。

皮膚科の先生と、一緒に勉強した研修医の先生、看護師さんです。